香港市民を支える精神安定剤「六合彩」で香港ドリームを夢見たい

私は毎日香港で働いていますが、率直に言って、
働くのは好きではありません。ストレスの連続です。
嫌なことがあった日には本当に日本に帰ってやろうかと思います。

でも、そうすることもなく、こうして香港にいることが出来るのも、
これのおかげなのかもしれません。

香港市民の退職金


マークシックス。広東語なら、六合彩(ろっくはっぷちょい)。

日本でいうロトシックスのようなものだと思います。

ちょっと違うのは、香港市民のほとんどがこの六合彩を買ってるということ。
とっても、多くの人に愛されているロッタリーで、
みんなが早期引退を夢見ています

基本的に週に3回ほど、六合彩は行われます。

ジョッキークラブで旅行者でも簡単に購入可能


香港市内に広がる香港ジョッキークラブでどこでも買えます。

一枚10香港ドル(130円)で、旅行者の方でも誰でも購入可能なので、
香港ドリームを夢見て、記念に買っていかれるのも良いかと思います。


香港ジョッキークラブの様子(笑)。

このおじさんの波をかき分けて、購入してください。
競馬開催日じゃなけりゃ、大丈夫だと思ったあなた、
おじさんたちはサッカーにもお金を賭けるので、油断大敵です。(笑)

6つのナンバーは自分で選ぶこともできますし、ランダムピックも可能です。
(その際は、「やっじょん、でぃんのうあ、むごい!」と言ってください)

ジャックポットで夢は膨らむ


初期設定は、一等賞金が500万香港ドル(6,500万円相当)なのですが、
当たりがでないと、ジャックポットとして次回持越しされていくため、
一等が5,000万香港ドル(6億5,000万円)、とかになることも多々なのです。

こうなると、香港市民もいよいよ買わずにいられなくなって、
いつもより多く資金を投入していくことになります。(笑)

宝くじは無知への税金というけれど

これは私だけじゃないですが、仕事で失敗したり、
ボスに怒られてしまったり、人間関係で悩んだりしても、
「六合彩が当たれば、明日から会社なんて絶対行かない!」
って思わせてくれる心のモルヒネ、六合彩。

ジャックポットが貯まった回は、朝からみんな六合彩の話でもちきりです。
「ねぇねぇ、六合彩当たったらどうするぅ?」みたいな手の会話があちらこちらに。

そういう意味では、私を含めた香港市民の精神衛生上、
極めて重大な役割を果たしていると思われます。(笑)

ちなみに・・・

当たったことがないので、真偽の程は定かで無いですが、
一等が当たったら、次の日の営業時間中に香港ジョッキークラブに
その旨を連絡しなきゃいけないそうですよ。(国際電話可)

ということで、香港に旅行で来られる方も、
香港在住で幸せな方も不幸せな方も、たったの10香港ドルの六合彩、
運試しだと思って、買ってみられてはいかがですか?

ちょっと楽しみが増えて楽しいかもしれませんよ!

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