鳥取

先行き不透明(VUCA)な世の中だから鳥取

何だかんだ言って、会社でもある程度は経営層に食い込めたし、デジタルについての知識も多少はついた。英語もなんとかビジネスでやっていける(少なくとも抵抗はない)。

はたから見ると、まぁそれなりに安定しているように見えるのかもしれない。

実情は半生を振り返ってみても、ASDのおかげでハードモードな時間帯も長かったし(20代は苦戦しまくった)、これからを考えても外資企業勤めだから、全然そんなことはないのだが。

AIの台頭や先行き不透明な日本経済もあって、近頃よく考える。

「いつ食い扶持がなくなっても、プランBを持っとかなくちゃ」って

普通考える選択肢で言えば、常に自分のスキルを磨き、アップデートし、どこかで必要とされる人材で居続けること。
まぁ、なんだかんだ人に雇われると=安定収入は何にも変え難い魅力ではある。

だから時々、転職サイトなんかものぞいて市況感も把握するようにしている。

しかし、なんか他にないんだろうか。この世の中だからこそ、的な新しい働き方。
つまり、上に書いたことといきなり逆説的なことを書くが、人に雇われない、スキルを活かした自由な生き方。
ASDという特性を持っている以上、組織の中にいるのは人様以上にストレスが大きい気もしているからだ。

そう考えながら、私は自分のスキルを棚卸しをしてそれを使った収益化の小さな夢もみることがある。

そうして、週に何度か、転職サイトをチェックしてから収益化のシミュレーションをする。というわけのわからんルーチンをするのが習慣となっていた。

そんな中に飛び込んできたのが、ひとつのSNS広告。

普段、仕事でデジタル広告を扱っているから、検索でもSNSでも広告は注意深く避けるタイプの人間なのだが、これは面白いものだと思った。

地方で副業、兼業とな。

普段東京という大都会で大部分の時間を過ごす人間としては、今後の日本の可能性を知る、というような大きなこと言わずとも日本をもっと知るっていう意味でもとても楽しそうだし、自分の経験やスキルをその地方のために使うことで地方創生に貢献できる。

ついでに言うと、個人的に実家が鳥取にあって、それなりに気に入っているというような話をしながら、実は一度も住んだこともなければ鳥取の役にたったこともないという人間にとっては、なんとなく罪滅ぼしというか、恩返しというか、なんかようやく少し鳥取を語って良いような気にさせてくれる企画でもあるため、直球どストライクで刺さった。

報酬としては月に数万程度らしいのだが、月に何度か地方に行って仕事ができるなんて、交通費さえ出れば金額問わずやってみたいような気もする。もはや、色んな県のものを掛け持ちにして日本中に旅行貢献しにいけるじゃない。(鳥取愛、どこいった)

なんて、俄然やる気になる働き方(いや、全然生計立てるとは別軸…)を見つけて、登録してからめちゃくちゃ求人検索しまくった。

そして、これ行ってみっか!って思った時に気づいた。

ほとんどの求人案件に「リモートワーク中心」って書いてあるやん!!

がーん。

としばらくショックは受けたものの、やはり地方に貢献できるっていうのは面白そうっていう気持ちはまだどこかくすぶっていて、今また求人を見ているところだ(イマココ)。何かいい出会いがあると良いな〜。

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