ネイザンロード(彌敦道)を歩かないという選択 vol.1
最近、私の中でこっそりとブームになっていることがある。
尖沙咀から旺角まで仕事帰りに歩いてみること。
仕事も忙しくなって、結構身体にも疲れが溜まってきているんだけど、
それにも関わらず、このMTR3駅分の街歩きはなかなかに面白い。
何せここらはある意味香港らしさを凝縮したような濃厚な下町風情が漂っているし、
街に渦巻いているパワーが凄まじいから、そこに紛れて歩いているだけで
なんだか少し元気を分けてもらえるような気になってくる。
画像ペタペタ貼っていくだけだし、別に目新しいものも出てこないと思うけど、
「あー、あそこ行った、行った」的な普通な感想を持っていただければそれで良いかと。
尖沙咀から佐敦周辺
尖沙咀と言ったら押しも押されぬ観光地、というかショッピング街だけれど、
九龍公園を北に抜ければすぐに露店が立ち並ぶ街並みが見えてくる。
佐敦駅付近はもうこんな感じですぐ隣が九龍公園だなんて信じられない。
ここらへんはご飯も安いから、ランチを安く済ませたい時は佐敦付近にやってくることもある。
こどもたちの学芸会にはおかあさんが夜なべして衣装を用意・・・
ってこともこの街じゃないんじゃないか。
綺麗な洋服も、チャイナドレスもここにくれば何でもあるのだ。
柯士甸道を渡る。ここらへんから段々と街の雰囲気が怪しくなってくる。
あ、「ずとてのぺうくろ」を発見。皆さん、何のことだか、意味知ってた?
廟街(南)
北上はもちろん廟街経由。
旺角の女人街に対して、こちらは男人街と呼ばれるけど、本当に言い得て妙だと思う。
盛り上がり方も街の性格もまったく違う。
露店の中を歩く。
99%のものがフェイクだったり、ガラクタだったり。ろくなものが売ってないんだけど、
いろんな店を冷やかしながら歩いてるだけでも楽しい。毎日がお祭なのだ、ここは。
思わぬ掘り出し物もみつかるかも。お土産にいかが?
チャイナドレスもお土産にどうぞ一着。
廟街沿いには常に魅力的なローカルフード店の数々が立ち並ぶ。街はものすごい活気で満ちている。
美味しそうな匂いが漂うレストランたちに、街中からお腹をすかせた人たちが集まってくる。
街のあちらこちらに、明らかにカタギの人じゃないなって人や、タチンボやってるお姉さんたち、
(いや、お姉さんって歳じゃねぇな、ありゃ)もいたりして、香港にしては珍しくちょっと
気をつけて歩かなきゃって思わされる通りでもある廟街周辺。
でも、ここらへんは観光客向けの店ばっかりだから、まだまだ可愛いもの。
ここから北上するにつれて、どんどんこの街は違う顔を見せるようになってくる。
その様子はまた次回に。
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