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気を取り直して今度こそちゃんと沙田のアレに辿り着いてみたい 〜 沙田寶福山

だからさ、

萬佛寺
なんであなたが遥か下に見えてるわけ?

な、理由を探っていくのが今回の目的。

萬佛寺
おそらくあっちの方向に抜ける道があるとしたら、境内まで戻ってくる必要があるはず。
ってことで、どうも写真の赤◯のところが怪しそう。

マジでこっちから上がってこなくて良かった・・・

ちなみに、こっちにも金像たちは並んでいるんだけれども。

萬佛寺
何かこっちのは私が上り道でみてきたような多分にくだけた人たちと違って、表情がシリアス。

萬佛寺
トラを乗りこなすハードボイルドな爺さん。

ね、まったくもって穏やかじゃないでしょ?
こっちから一人で登って来てたら、ちょっと心が折れてたかもしんない。

萬佛寺
あとね、傾斜が比べものになんないくらい、こっちのが急なのね。
こっちから本当に登らなくて良かった・・・。養蜂場
途中、山の中だっていうのになぜかBook storeがあったり。(養蜂場でもあるらしい)
もちろん、中まで進んでみたけれど、残念ながら今日は?開いてなかったぽい。
行ってみたよって方、情報求む!

ちなみに、さっそくbonbon様よりTwitterにて情報がいただけました。

– この養蜂場の蜂蜜はとっても美味しい!
– 休日になると、途中に机を出して売っている
–  大学駅近くのハイアットで売られているアップルパイにも使用
– でも、お手軽に入手するなら、ここに来るか、大圍で

っということです。ありがとうございます!

沙田
なんてやりながら下りてたら、あの建物が目の前に。
でも、直接通じる道はどこにも見えなくて、一旦下りきるしかなさそう。

実はこっちの方が全然近かったんだね・・・

沙田
そして、結局山の麓へ。
こ、ここはあのローカルIKEAの通りだから、まさかの完全に振り出しに戻る、という悲しい展開。

沙田寶福山
気づけば、目の前に見えるのが沙田寶福山への入り口。
IKEAの通りを右折せずにまっすぐ進めばここだったという。
私のひねくれた性格が災いしたっぽいよね・・・。

沙田寶福山
まず、入って目を引くのが門からすぐのこの金像。(また金か!)
像自体はそれほど変わったところはないんだけれども。

沙田寶福山
手すりのところに無数のスカーフが結んであるのが美しくもあり。
何を意味しているのかは残念ながら分からないけれど。
(香港人の方々なら、ご存知かも?)

この寺、ちょっと甘えすぎやろ

沙田寶福山
さてさて、さっさと上にあがって目的の建物に。
この階段で上がっていけばいいのかな。

沙田寶福山
と思ったら、何か見えるし。
なんかすごい楽そうなもんが見えるし。

でもね、こっちはお寺にお参りに来ているわけだから、そんな邪道なもん・・・

沙田寶福山
そりゃ乗るわな。

沙田寶福山
ていうか、登ってみたらケーブルカーまであるとか言うしね。

沙田寶福山
この緑のボックスの中に入って登り降りできるようなんだけども。
どんだけ甘えてんのかと。
さっき萬佛寺で大変な思いをしてきた私からしたら、こんなん過保護もいいとこ。
寺に来るときくらい、もっと厳しい心持ちで来て欲しい

ちなみに。

リス
再び寄れて無くて大変申し訳ないけれど、分かる?野生のリスも登場。
香港では多くの犬猫はもちろん、牛、猿、リスにこんなに簡単に出会えるのだ。

さっさと境内回って帰るぞ

沙田寶福山
ということで、めでたくMTR沙田駅から見えていた建物に今度こそ到着。

萬佛寺
さっきまでいた萬佛寺も遥か彼方に見える。

沙田寶福山
ちなみに、ここは萬佛寺とうってかわって・・・とことん地味なデザイン。

沙田寶福山
それもそのはず。
よくよく見てみると、ここは巨大なお墓の化け物みたいなところだった。
たくさんの小部屋があって、その中にお墓がぎっしり詰まっている。
そんな中に私はカメラをもってズケズケとお邪魔して、文句言ってたというわけ。

ちゃんとエスカレーターやケーブルカーがあって、楽に移動できるように
なっていたのも、ご年配の方がお墓参りをするための配慮だったんだね。

それにしても、日本のお墓って、それぞれ家族ごとに石碑が立っていてそれにお参りしにいく、
っていう図が一般的だけれど、ここでは写真に見る通り、まるで下駄箱のように
小さな区切りの中に亡くなった人が供養されているという、
香港ならではの特殊な光景が見られるから、なんとも言えない気持ちになる。

香港人の住む場所は生きてる時もその後も、密集マンションなのだ
(これについては、また後日詳しく記事にしたい)

ということで結局、私が疑問に思っていた山の上には、キンキラキンの像に
囲まれた美麗な寺と、かたや香港市民のための厳かな超巨大な供養施設。
そんな対照的な建物たちが存在していた。

これにて、私の沙田の謎に迫る旅も終わり。
今度からはこの山の上の豪華絢爛な建物を見る度に、今日見た光景が蘇ってくるのかな。

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