だから、風呂には入らないと言ってるだろ

666
ゾロ目。666

仕事の片手間の個人ブログでこれだけLikeしていただけるのは
素直に嬉しいし、いつも読んでくださっている方々に本当に感謝。

Facebookだけでなく、ツイッター、それからBlog Ranking用のバナーを
人知れず押していってくださる方。個人的にメールくださる方々も。
そのおかげで私がどんだけ記事書くモチベーションをいただいているか

いつもコメントを残してくれる方々との交流も面白いし、
本当に読んでもらってるんだなぁと実感する正にブロガー冥利な瞬間
読者に恵まれているのがこの香港ライフファイルの良いところだし、
この場を借りて、日頃言えない感謝の気持ちを伝えたい。

いつも、本当にありがとう

そして、今後の香港ライフファイル。
実はやってみたい試みもいろいろあって、これからも進化を続ける予定
なのでぜひお楽しみに。

 話は全然変わりますが、体調が優れないのです・・・


さてさて。

近頃の私はどうにも風邪気味。香港は季節の変わり目ということで、
非常に分かりやすく体調を壊しているのだけど、主な症状は喉に集中。
ひどい時になると喉の奥から血が出てるくらい荒れてしまっているのだ。

そういう時に私が頼りにするのが、京都念慈菴川貝枇杷膏
何かものすごい大げさな名前を持ったヤツだが、その名に相応しい
素晴らしい働きをする中華の秘宝とも言うべき存在である。

nin jiom
見た目もこのインパクト。
普通の日本人がおいそれと手を延ばすような親しみやすいルックスではない。
例えばこんな代物がマツモトキヨシなんかに売ってたって、
中華街近辺でたまに売れるくらいで他では全く見向きもされないだろう。

疑問が確信に変わった瞬間


しかし、である。
今まで誰にも言えなかったのだけれど、私、この薬が大好きなのだ。
もうオヤツ代わりにも舐めちゃうくらいに。
効き目も抜群な上に、しかも美味しい。まさに中華文化、恐るべし。

だが、もっと恐ろしかったのはこのブログの読者。
私が風邪で意識朦朧としている間に投稿したFacebookポスト。
この京都念慈菴川貝枇杷膏への普段人には言えない想いを暴露した。

それに対して「自宅に常備している」「香港までわざわざ買い出しに行く」
「この薬が無い日本に帰るのが怖い・・・」「蛇のエキス入りも持ってる」
続々と持ってて当たり前だろ的なコメントがどんどん・・・。

まぁまぁまぁ。
香港ライフファイルの読者層がなんとなく分かった気がした。
前から薄々気づいていたけど、そんな疑問が確信に変わったと言うか。

ちなみに、彼らにも教えてもらった念慈菴さんの葛根湯
今朝、さっそくManningsに行ってこちらも買ってきたのだけど、
こちらはもう何というか中薬らしい中薬を王道で行く味。

でも、効き目は抜群。(体験談)

 もうひとつのお気に入り


それは置いといて。

実は私、風邪を引いた時の楽しみがもうひとつあるのだけど、それがこの

sugar

薑汁紅糖
これをお湯に溶かして、生姜湯にして飲む。そして、これがまた美味しい。
飲めば体もポカポカで、本当に有能すぎるヤツ。

こっちは↑の怪しい薬と違って、割と周りにも賛同してもらえると思い、
実は何人かの香港人にその想いを打ち明けたことがあるけど、残念ながら
賛同者は無念のゼロ。うーむ。我慢して飲むものらしい、彼ら曰く

ま、いいや。周りの声は気にしない。

そういうわけで、私が風邪を引くと京都念慈菴川貝枇杷膏と
この薑汁紅糖を両脇に抱えて、ここぞとばかりに大量消費するわけで、
なかなかに幸せな時間であったりもする。

しかし。同じ嗜好を持つ人がいたら、注意を投げかけたい。
どちらも甘いので、摂取し過ぎには気をつけること
普通の人は風邪を引くとげっそりするのに、私は何故かカロリー過多に
なりがちだから、それだけはここでどうしても伝えておきたいと思う。

風邪を引いたら何を食えと?

というわけで、香港で病気した時には中華医学の力に縋りまくる
私であるが肝心の主食にはとことん恵まれない。

街にちょっと出るだけでも食べ物の匂いが充満するような街だから
絶対外に出たくないし、仮に出たとしたって食べられるものがない。
(自炊っていう選択肢は私には無い。最初に言っとくけど。)

油ギッシュな食べ物ばっかりが通りには並ぶし、一番無難そうなお粥を
頼んだとしても日本のようにさらっとしたサッパリ系お粥
出てこなくて、妙に旨味のあるお粥が出てきてしまう。

普段はそれがいいんだけど、病気の時にそんなヘビーなお粥が
出てきてしまうとマジでガックリ感が凄い。
後に白粥ってオーダーしてみると、日本で病人が食べるようなものを
出してくれるところもあると知ったけど、それまでは本当に辛かったなぁ。

 風邪の時くらい静かに寝ときたい

それから、病気になった時の国民性による対応の違いにも悩まされる。

これ書き始めると、もう一つ別の記事が出来上がっちゃいそうだから、
また改めて書くけど、一番笑えた(というか、当時は全然笑えなかったけど)
のは風邪引いた時のお風呂の話。

私は日本に居た頃、「風邪を引いたらお風呂に入らない。」という
教えのもと育ってきたのだけど、聞けば理由は「湯冷めするから。」
まぁ、真っ当な考え方と言えるだろう。

しかし、ここでは違う。というか、私の周りの香港人たちが
尽く珍しい人たちなのかもしれないが、彼らは風邪を引いた時も
もちろん風呂に入れよ派なのである。
(日本でも賛否両論あるのだけど、なんとなくお風呂NG派がマジョリティ。
しかし、こっちではどうもGOお風呂派一色な気がする。)

いくら香港と言えど、冬は寒い。
さらに日本のように大きなバスタブもないから、基本シャワーだ。
要するに私の恐れる湯冷めする条件が整いすぎている。

それなのに、彼らと来たら、私のもとに看病に来ては、
当然のように「お風呂入ってきなよ。」
と病人の私に向かって言い放つのである。

持つべきものは京都念慈菴川貝枇杷膏と薑汁紅糖


風邪を引いて気分は最悪。体もめちゃくちゃだるいというのに、
そこから大論争が否応なしに勃発。(しかも広東語だし)

「日本のうちのおかんなら絶対風呂入るなって言うよ。」
「いや、良いから入れって。」
「湯冷めするよ。じゃあ、あんたが風呂入れっていう理由は何?」
「汚いじゃん。入れよ。」
「はぁ?風邪がもっとひどくなっても良いってことかい?」

普段は多少の文化の違いも笑って許せる私も、風邪引いてて
余裕がないだけにありったけの声で風呂に入らない理由を正当化
常識の違いという壁は想像以上に厚いとこういう時に痛感する。
ただでさえ苦しいのにさ。

と、最初は666ゾロ目ありがとうから何話してんだか。

ともかく、海外で病気っていうのは本当に不安だし、疲れる。
でも、私の場合、幸いにも京都念慈菴川貝枇杷膏(新たに葛根湯も!)と
薑汁紅糖という頼もしい味方がいるから、幸せだということで。

他にもおすすめの漢方ありましたら、常時情報募集中。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。