プラチナカード持ってないなんてあり得ない?常識を覆す国際金融都市。
いきなり自慢ではありませんが、私は都合上、
プラチナカードを少なくとも5枚以上持っています。
・・・なんて書くと、どんなお金持ちだ!
と思われるかもしれませんが、事実なのです。
今日はちょっと特殊な香港のクレジットカード事情について、
お話したいと思います。
日本でアメックスのプラチナなんていったら
冒頭でちょっと驚かせてしまったかもしれませんが、
私は別に特段人より稼いでいるわけでもありませんし、
いたって普通の一般人です。
その私がプラチナカードの審査には落ちたことがありません。
ブラックカードだって、持っています。
実は香港ではそこらのサラリーマンだって、私と同じなんです。
新卒の人とか、学生さんとかでない限り、
お財布の中はプラチナ/ブラックカードでいっぱいです。
例えば、年収300万円もあれば、プラチナカード申請で
落ちることはないのではないのでしょうか?
クレジットカードの倫理を乱す国際金融都市
スーパーとかで観察しているととても面白い光景が見られます。
20代前半で仕事も全然出来なさそうな人の財布から
出てくるのはHSBCのプラチナカード。
シャツ(シャツっていうより肌着?笑)に短パン、つっかけの
いかにも普通のおじさんだって、アメックスのプラチナ所有。
(あ、でも香港はお金持ちでも、見すぼらしい格好することに
抵抗がない人が多い気がする・・・)
とにかく、プラチナ持ってて当然、ゴールド以下は逆に珍しい、
というクレジットカードバブルが発生中です。
年会費も当然プラチナ級。だけど・・・
プラチナカードとなると年会費だって、馬鹿になりません。
一年で2~3万円くらいします。
私なんか、年会費だけで年間15万円請求書が来ます・・・。
しかし・・・
なんと、香港人は年会費を払いません。(笑)
なんだか、年会費のネゴをする香港人もどうかと思うけど、
それをホイホイOKする銀行もよっぽどですよね。
でも、嘘のような本当の話なんです・・・。
年会費免除してよ。じゃないと、この場でカード切るよ?
請求書を受け取ったやいなや、すぐさまクレジットカード会社に電話。
で、この脅し文句・・・。
もちろん、その場で「OK! No problem!」の返事をゲットです。
(実際は、そんな脅さなくても、交渉なしですぐ免除してくれます、笑)
誰でも持てる、年会費も実質タダ。
これが香港クレジットカード界の現実なのです。
日本ではカード会社の方は結構毅然とした態度で運営していますが、
ここ香港では完全にカード使用者中心の社会です。
要は香港でよくある「ネゴったもん勝ち」状態ね。(笑)
マイレージももちろん溜まる
通常のカードであれば、Asia Milesを貯めることができますし、
それぞれの航空会社が提携カードを出していますので、
JAL、ANA、キャセイ、シンガポールと各社のマイルを
選んで貯めることが出来ちゃいます。
ちなみに、オクトパスカードもクレジットカードから
チャージすることが出来て、マイルもたまるので、
ものすごいペースでマイルを貯めることができるんですよ。
アメックスだけじゃダメ
これは旅行者の方に気をつけていただきたいのですが、
おそらくアメックスの方が店舗側で払う手数料が
高いからだと思うのですが、アメックスを受け付けないよ、
というお店が結構あります。
高級ブティックとかだとまず大丈夫なのですが、
ちょっと庶民的なところに行くと、アメックスを出した時に、
AE(こちらではアメックスはAEと呼びます)はダメだよ!
といって、別のカードを要求されます。
なので、旅行の時は必ずVISAかマスターカードを持参で!
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