海の上で暮らす人 – 香港、光と影

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これは意外に知られていないことかもだけど、
香港には海の上で生活している人がいます。

しかも、結構いっぱい、います。

 

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香港といえば、当然高層マンションを思い浮かべると思いますが、
ちょっと一本路地を間違えると、そこは別世界

光と影がまさに背中合わせで存在する都市なのです。

今回、ご紹介するのは馬湾と呼ばれる離島。
(離島といっても、橋はちゃんとかかっています。)

香港について、市街へと移動する際に大きな橋を通るでしょう?
その橋のすぐ下に馬湾はあります。

バスなら、Tsing Yi, Kwai Fong, Tsuen Wan。
セントラルのフェリーターミナルPier2からフェリーでも行くことが可能。

この島は、まさに香港の近代化を肌で感じられる場所で、
島の東側は高級マンションが立ち並んでいて、
絵に描いたようなリゾート施設が備わっていますが、
一歩西側に足を踏み入れれば、もともと島にあった漁村が、
廃墟としていまだに放置されている状態です。

その漁村の中で、今も頑なに昔の暮らしを続ける人達が、
こうして海の上で生活しているわけです。

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島からはこうした小さなボートで海上のお家とを行き来します。
お仕事帰りの人を海の上からボートのお迎えが来て、
一緒にまた海へと戻っていく様はなんだかとてもロマンチックでもあります。

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郵便物だって、受け取れます。
住所がちゃんとあるのかな。

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お水もちゃんと出るはず。

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だって、こうやって水道管が通っているように見えるから・・・。

 

なんだか昔ながらの生活を、と書くとポジティブな感じかもですが、
もちろん教養、経済レベルが追いつけなくて、
仕方なくここにいるしかない、という時代の間、
を垣間見ることの出来る不思議空間なのです。

まさに、香港の格差社会を体現した場所

でも、住んでいる人を見ていると、とっても健気で、
これもひとつの香港の顔なんだな、って思わされます。

それに、超高級マンションの暮らしが幸せで、
他がそうでないなんて、誰が決めることではありませんしね。

香港に来た際は、光の部分だけでなく、
ぜひ裏の顔も見て帰ってくださいね。

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コメント

  1. ご紹介くださったこの場所って、こんなふうになっているんですか~。おっしゃるように橋の下ならば、そうそう、見えないまますっ飛ばしてしまっているんですね。いつも香港機場との往復はCityFlyerに乗るのですが、どう頑張っても橋のフェンスですぐ下は見えず。橋に近づく船が眺められるのみで。
    船の中で暮らしている方々は、九龍側の三家村から西灣河に向かうフェリー乗り場の真ん前で目にします。タイフーンシェルターのような区域の中に船上生活の光景が広がっていますが、船の上で火を焚いていた光景を見た時は驚きました。まさに暮らしがあるんですね。
    ・・・そう言えば「トゥームレイダー2」で香港での船上生活家族の中にA・ジョリーがお邪魔するシーンがありました。顔を近づけて観ていましたよ。(笑)

    • HKLF

      こえださん、ありがとうございます。

      そうなんです、こんなんなっています。
      実はここ私の地元の島なのですが、半分が開発されたリゾート地、
      もう半分はこのように廃れた漁村になっていて、とても面白い場所です。

      香港各地に海上生活者はいますが、彼らの暮らしはどうなっているんでしょうね。
      私も興味津津ですが、中には入ったことがないので、
      まさに未知の領域です。お風呂やトイレもあるんでしょうね、きっと。

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