HKLFさんと行く香港・南丫島(ラマ島)への逃避行

ちょっと久しぶりに過ごす香港の週末。天気も快晴。
これは絶好の離島日和!ということで私がまず向かったのは中環。
目指すのは2大メジャーのうちのどちらか。すなわち、長州島か、南丫島。

私はとってもお腹が減っていたから、長州島を食べ歩き尽くす方に心は傾いていたけれど、
香港ライフファイルでは以前「写真で見る香港・長州島へのお手軽逃避行」なんかも
やってたっけなとか思ったら、なんだかんだで南丫島コースに行くことに決定。

中環 小食
とはいっても、腹が減っては戦が出来ぬ。わけで、中環フェリー乗り場で小食を補給。
Pier 5(やっぱり長州島なの!?)の売り場でささっと調達だ。

シーフードか、シーフードでないか

南丫島。
前回紹介した長州島よりもさらに香港市街に近い(30分程度)、香港人御用達のプチリゾート
長州島を少し懐かしい感じのする香港だとすると、こちらはどちらかと言うと地に足つけて香港で
生活する層の欧米人に好まれる島。島を歩くと、離島ライフをディープに満喫する彼らに多く出会う。

そして、更に言うなら長州島との一番大きな違いは、「運動するか、しないか」かもしれない。
小食を片手にブラブラと食べ歩きしながら雰囲気を気軽に楽しむのが長州島ならば、島の南北を
横断して1時間程度のちょっとしたハイキングをするのが南丫島だ。

中環からフェリーで島を訪れる場合、入り口は二つ。榕樹灣索罟灣
このどちらかから上陸し、反対側までハイキングをし、行き着いたフェリー乗り場から
市街へと帰っていく、というのが一般的なこの島の楽しみ方。
もちろん、ハイキング抜きで同じフェリー乗り場から帰ってもいいけれど、
それではこの島の魅力を半分も味わったことにならないから、私は絶対におすすめしない。

ちなみに、南丫島を訪れた場合、シーフード料理を味わうことも、香港市民の恒例行事のひとつだが、
それが堪能できるのは索罟灣の方。であるから、「山を登る前に腹ごしらえ」するか、
「気持ちのよい運動後のシーフードを楽しむ」かで行き先を選んでみるのもいいと思う。

榕樹灣からハイキングコースまで

榕樹灣
今回、私は榕樹灣から上陸。要するに、ハイキングが終わった後の空きっ腹にシーフードを
という好きなモノはあとに残しておこう、なコース。
が、小食はつまんだものの、私は全然空腹だったから、若干の後悔も。

榕樹灣
すぐに目についたのは競馬中継に群がる香港人のおじさんたちで、意外だったけれど。

榕樹灣
やっぱり欧米人向けのお店もたくさんあって、ちょっと面白い雰囲気の街並み。
串焼きやケバブ屋さんなんかもあったりするから、ここらで腹ごしらえするのも◎。

榕樹灣
懐かしい感じの雑貨屋さんがあったりするのは長州島と同じだよね。

榕樹灣
ちょっと路地を曲がってみれば、島民の微笑ましい生活の一部も。
土日はややごった返すけれど、平日はきっと穏やかな島のはず。

ハイキングコース、と言っても散歩みたいなもんだけど

ハイキングコース
町を抜けると、道はちょっとずつ上り坂に。知らず知らずのうちにハイキングコースに導かれていく。

ハイキングコース
…が、10分も歩かないうちに、人溜まりに遭遇するはず。
ここであなたは絶対に立ち止まるべき。というか、私と一緒に行った人は否が応でも立ち止まらせる!

豆腐花
建興亞婆豆腐花 Kin Hing Tofu Dessert
ここの豆腐花を食べずして、南丫島を語ってはいけない。
私なんか、ここに来ることが島に来る目的の半分を占めていると言ったって過言ではない。

豆腐花
お世辞にも綺麗とは言いがたいほったて小屋なんだけど、香港ファンの方々ならもうご存知の通り。
こういう場所にこそ、絶品のB級グルメは存在するのだ

豆腐花
一体おいくつなのか、レディーにお歳を聞くことはまかりならないが、こうやってひとつずつ
亞婆(おばあさん)が豆腐花を用意してくれるのだ。暖かいのと、冷たいのがあるのでお好みでどうぞ。

豆腐花
生姜のきいたシロップと豆腐花の素朴な味わいがマッチして美味い。
ハイキングの途中でお腹すいてるからかもしれないけど、私が思う香港一美味しい豆腐花。
ぜひお試しあれ。尚、道中には別の豆腐花屋さんもあるけど、そっちと間違わないように

ハイキングコース
さぁさぁ、ハイキング再開。

ビーチ
すると、これまた10分ほどでビーチに到着。(てことは全然まだ登山してないってことだよね)
榕樹灣側から歩くと、序盤にイベントが多くて足がついつい止まってしまうのが玉に瑕だが、
ここでちょっと休憩して行くのも良いだろう。

ビーチ
ちなみに、ここのビーチ。
今でこそ寒いからあんまり人がいないけれど、夏場はブロンド美女でぎっしりなビューティースポット。
男性諸君の目の保養にはもってこいだから、運動がてらにやってくることをオススメする。

DAYAN
それから、私のプライベートなことも付け加えておくと、どうやら人気な猫ちゃんグッズショップ、
WACHIFIELDさんが先月ここに出店したそうな。私の知り合いの香港人にも熱烈なファンがいて、
私が出張に行くたびに新宿店まで強制的にお土産を買いに行かされるのだけど、
ついにそんな黒歴史にも終止符が打たれるのではなかろうか。ファンの方には朗報。

WACHIFIELD
日本から旅行にいらっしゃった作者の方が南丫島にいらっしゃった際にあんまりにも気に入っちゃって
ここに出店したんだそうな。(まぁ、普通、売上だけのことを考えたらここじゃないって立地だし)
隣にはリゾートも作っちゃう気合の入りよう。

ハイキングはまだまだ続くよ。っていうか、まだ登ってないから。

ハイキングコース
豆腐花→ビーチ。と序盤のエンターテイメントスポットを過ぎると、急にハイキングが始まる。

ハイキングコース
ハイキングとは言っても、年配の方もいっぱい見かけたし、全然余裕な散歩道のようなもの。
(でも、ちゃんと歩きやすい靴で。ハイヒールとかはやめよう。)
すぐに綺麗な景色にも出会えるから、楽しく歩けるはず。

写真は榕樹灣と発電所を見渡したところ。
たまにこの大きな3本の煙突を遠目に見る人もいるかもしれないけれど、実は南丫島の発電所なのだ。

休憩所
ハイキングコースのところどころにこんな休憩所があるから、安心。
急な雨や、夏の猛暑からの避難場所として最適だから、どんどん活用して欲しい。

売店
そして、道中のところどころに売店もあるから、こちらも心強い。
しかし、食ってばっかりだと運動する意味があんまり無いから、気をつけよう。
ハイキングの終わりには、シーフードだって待っているんだ。

ハイキングコース
もうそろそろ下りが始まるのかな。
勾配も一部を除いてすこぶる小さいし、道がよく整備されているからとっても歩きやすい。

風景
そして、何と言っても上から見下ろす景色が良いから、気持ちが良い。
適度な運動を楽しみつつ、さらに気持ちのよい眺めも味わえるのがこの島の醍醐味。

さぁ。下りの始まりだよ。

案内板
我要真普選はここでも展開中だ。

下り道
下りは上りよりも辛いとはいうけれど。なんせここはたった一時間のお散歩コース。

索罟灣
まさにあっという間。索罟灣がすぐに見えてくる。

ブタさん
小さな村には大きなブタさんも。
いやー、ビックリ、ビックリ。

索罟灣
索罟灣側にはフェリー乗り場前のシーフード店をのぞいて、町の賑わいはない。
畑を耕したり、静かに子育てしたり。みなさん、充実のスローライフを楽しんでらっしゃる。

亞婆豆腐花よりもっと足を留めてほしいもの

今回、私が南丫島に来た目的の一つでもあるのがこの場所。
普通の観光客なら素通りするなんでもないただの穴なんだけど。

戦争の爪痕
これ、なんだと思いますか?
岩を削って作られてるから、動物が作った穴ではないはず。

神風洞
神風洞
神風?日本人の皆さんなら、ちょっと聞き覚えがあるかもしれない。
そう、これは日本の軍隊が作ったもの。香港にも日本軍が駐留していた紛れもない足跡のひとつ。

ここにスピードボート(神風の名の通り、自爆覚悟の攻撃をするもの)を隠す予定だったそう。
結局、その完成よりも終戦の方が時期的に早く来てしまって、実用化はされなかったようだけれど、
こうやって戦争の形を目にしてしまうと改めて香港が戦火の犠牲になった場所だと気付かされる

普段何気なく通り過ぎる尖沙咀のフェリー乗り場前の時計台だって、実は銃痕があったりする。
本土人と違って、きさくに話しかけてくれる香港人たちだけど、やはり彼らだって、
戦争によって多かれ少なかれ被害を被った人、もしくはその子孫。
そんな街で私たちが暮らしてるってことは忘れてはダメだよね。

南丫島に来たら、必ず途中に出くわすものなので、少し足をとめてみてほしい場所。

ハイキングの終わりは自分へのご褒美、シーフード

索罟灣
ハイキング、よく頑張りました。っということで・・・
さぁ、自分へのご褒美、シーフードタイム。(ていうか、道中でも結構食ってたけど
索罟灣のフェリー前は海鮮料理の店が立ち並ぶ。

シーフード
こういう水槽からすくったばかりの新鮮な魚介を料理してくれる。
何だかこれ見ているだけでちょっとテンションも上がる、のは私だけだろうか。

養殖場
レストランからは索罟灣を一望。
奥手に見えるのが養殖場。(兼自宅だったりもする人も)あそこから新鮮な魚がやってくるのだ。

シーフード
野菜
シーフード
シーフード
今回、私は二人で島を訪れているから、料理もあまり頼めなかったけれど、大人数なら楽しいはず。
料理の方は、決して特別美味しいとは思わないけれど(不味くもないけどさ)、
ハイキングした後という充実感と、島の雰囲気による開放感が料理を美味しく感じさせてくれる。

索罟灣
さぁ、お腹もいっぱいになったところで帰ろっと。
さよなら、索罟灣。さよなら、南丫島。また都会に疲れたら、(そして運動不足になったら)来るよ。

日没
フェリー待ってたら、ちょうど日没。今日もいい日だった。

さぁ。
この適度な運動をするのは良いけど、結局何だかんだでそれ以上食ってしまうから、プラマイ0じゃん?
南丫島へはこちらから。

中環4号渡輪碼頭


フェリーの時刻表はこちら

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コメント

    • Shangrila
    • 2014年 12月 15日

    いつも遊びに来ています。
    今度はハイキングに行こうかな。。
    時刻表までつけてくださったので
    そんな気になりました!!

  1. HKLF
    • HKLF
    • 2014年 12月 15日

    Shangrilaさん、ありがとうございます。

    私は周囲の香港人たちがハイキングに熱狂する中、大抵ひとりだけ冷めていたりする人間ですが、
    そんな私でもこの島のハイキングだけは楽々できてしまいます。

    ぜひぜひトライを。そして、豆腐花を!(これだけは絶対に外せませんよ!)

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