香港ライフファイルのその後…

私だって戻りたくない(ここだけでは言わせて)

先日、このブログのささやかな復活とともに、過去記事捜索不可という恥ずかしい現実も吐露。
すぐさまコメント欄で入る救いの手。
昔から読者の方々に支えられまくってるのが香港ライフファイルだったなぁ。
ブログを通じて様々なバックグラウンドの方ともお会いすることもできた。
懐かしい感覚。本当にありがたいことである。

ということで、過去記事は良く読まれてたと思われるものから、
ちょっとずつ手直ししながら「復刻版」としてアップしていきたい。
傾向としては「広東語」だったり、「お土産」だったりが読まれてるらしいが
きっと好きな記事も人それぞれなんだろうとも思う。

そして、この東京ライフファイルもこのご時世をポジティブに利用して
書きすすめていければと目論んではいる。
しかしながら、世の中は徐々にポストコロナムード。
ブログにとってのボーナスタイムの終了はまもなく告げられようとしている。
ちなみに、うちの会社でも6月に入ってから徐々に会社に戻るようになった。

コロナによって人類が失った代償はとんでもなく大きいが、
その反面こうした状況を強制されたが故に我々が学んだことも多い。

そのひとつに間違いなく入るのが、リモートワーク。
ただただ、ひたすらに会社へとやってきて、デスクにかじりつく。
やることが多い日でもそうでなくとも、とりあえずみんなで忙しいことにする。
そういう形にこだわる努力の仕方に大きな風穴を開けられたのである。

「え?家で仕事するなんて集中できない。ありえない。」
「コミュニケーション不足が心配です。みんな、ちゃんと仕事してるかわかんないし。」
初期はそんなことも聞かれたが、始まってしまえば新しいライフスタイルを謳歌した。
しかも、思ったよりもずいぶん早く、そしてたっぷりと。

あれだけ毎日死んだような顔しながら出勤してた人がたまに聞くオンライン会議の場ではハツラツとしているし、いつ辞めてもおかしくないモチベーションだった人ですら見たことのないロイヤリティを急に見せ始めたり。
妙にやる気に溢れる面々。なんか…、リモートワーク…、いい!

もちろん、私自身もリモートワークを楽しんでいる。
人生の洗濯というべきか、普段できないことも捗ったと言えるだろう。
例えば、家事が気がついた時にラグなくできる快感を味わったり。
このごろはシェアサイクルで街なかでの行動範囲を広げたり。
大きな海に向かって竿を垂れたり。ブログを突発的に再開したり。

リモートワーク、ずっと続けばいいのに…。

正直な話、心の底からそう思ってしまっている。
社内コミュニケーションだってteams, zoom, slackなんかで意外にとれてるし、
みんなのモチベーションなんて連日ストップ高である。
もう週1回出勤とかでいいじゃん。その時にまとめて必要な会議だけすれば。
ていうか、私自身がリモートワーク… 最高!好き!

「あ、来週から段階的に出社するってことですね?」
「はい、わかりました」
「ちなみに、会社のコロナ対策って万全なんですか?」
「でもHKLFさん、もし社員がコロナにかかったら会社はどうしてくれますか?」

もはや脅迫レベルである。

本当に恐ろしい病気だ。我々はこの惨事の早期収集に細心の注意を払わねばならない。
それは重々承知しているのだが、しかし。
それとは別な次元まで思考が行き着いちゃったヤツラが絶対混じってるのではないか。

(ぶっちゃけ、コロナうんぬんていうか、そもそもオフィス行く必要なくない?)

ねぇ、聞こえちゃったんだけど、心の声。
なんで聞こえたかって?ぶっちゃけ私も同じこと思ってるよね。
でもね、こっちにも上司っていうのがいて、日本はまだ自宅勤務なの?
って毎日うるさいわけ。

誰も知らない、そんな私の葛藤。
リモート終焉への悲しみとそれを皆と共有できない心の歪みを抱える私は
真夜中に豊洲へと自転車を漕ぎ出す。
夜景を楽しむカップルたちという大勢のギャラリーの視線を背に
東京湾に釣り竿を垂れる。真っ赤に染まったレインボーブリッジをしばし眺める。
東京アラートもまもなく解除らしい。

念の為、誤解のなきよう付け加えておくが、
もちろん本稿についてはひとびとの労働環境の変化への意識が主旨であり、
コロナ自体の終息と、被害を受けられた方への一刻も早い回復を願うものである。

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