香港民主化デモの拠点、金鐘にカメラ持参でお邪魔してみました

カメラとともにいざデモ隊の拠点、金鐘へ。

デモに関する情報はその賛否を含め、あちこちで錯綜しているが、
この歴史的な瞬間を自分の目で見て確かめ、その空気に触れて、考えたい。
百聞は一見に如かず、ということで直接現地へ行くことにしたのだ。

金鐘
金鐘のどこでやってるかも調べずに行ってきたのだけど、
迷う必要は全くなかった。MTR駅から降りたらこの有り様だ。

金鐘
これが金鐘MTR駅前。
映画のセットかと錯覚するようなおよそ香港と思えない風景が広がる。

テント
あちらこちらに設置されたテントたち。

垂れ幕
そしてテレビでよく見る垂れ幕も。

民主化デモ
マスコミによって報道されている通り、本当にここでデモは発生していた。
しかもこれは報道から想像されていた私のイメージの遥か上を行く
存在感で香港のど真ん中に横たわっていたのである。

テント
当然だが小さなテントのひとつひとつには学生たちが住んでおり、
生活感ある風景も垣間見られる。この狭い空間で40日・・・。

民主化デモ
ソファまで運ばれてきている気合の入れよう。

寄せ書き
各所に置かれている寄せ書きには市民からのデモ隊への期待感が詰まっている。

寄せ書き
やらなきゃいけないこともいっぱいある。

テント
テント
テントにも個々の主張があらわれていて、面白い。

テント
この人なんかは、社会人なんだろうか。
ここから出勤とは・・・。通勤は便利そうだけどね?

IMG_9625
このお方はもうあちらこちらで引っ張りダコ。マスコット的存在。

行政長官
香港政府
こちらはいわずもがな。

とか最初の30分くらいはその物珍しさにイベントを楽しむように
ちょっと舞い上がっていた私だが、少し落ち着いて周りの景色、
特に学生たちの様子に目を移して見る。

学生
学生
何かが足りないなと思っていたが、すぐに「笑顔」だと気づく。

私は学生たちがあの香港人学生特有のキラキラしたナイーブな笑顔で
ワイワイガヤガヤ楽しく?デモ活動しているんだろうと想像していた。
それはあたかも高校の時の学園祭を彷彿させるような感じで。

学生
現実は全く違った。彼らの表情に共通して見えるのは蓄積された疲労感

文化祭
この拠点にはいかにも学生が作ったのだろうと思われるような
それこそ学園祭を彷彿させるようなオブジェや施設が散見されるが、
きっとそれはデモ開始当初にまさに学園祭のノリで作られたのだろう。

しかし、時は流れてデモも40日を数える。
初めの頃は大いに盛り上がり、張り切っていた文化祭も本番当日が
なかなか訪れないまま、である。

というか、ここの雰囲気はもう学園際の後片付けを何十日も
やってるような疲労で包まれてしまっている。

(追記:いただいた情報によるとこの人形?自体はここ最近作られたようです)

自習室
拠点に作られた自習室。
彼らの本業は学問であるから、それを疎かにしない姿勢は賞賛されるべきだが、
観光客が多く行き交う道端での集中は困難を極めることだろう。

学生
自分の未来のため、香港の未来のため、学生たちは立ち上がった。
そして、40日以上も戦ったわけだが、最初は好意的だった市民も
いつしか普段の生活に戻っていって、あろうことかデモ撤収を叫ぶ。

この先の具体的な解決策も着地点も全く見えない
一体、このままどこへ行くのだろう。

そういう焦燥感や、不安はもちろん、それより何よりやはり疲れ果てている。

学生
そんな彼らを見ていると、簡単に「頑張れ」なんて声かけらない。
学生という身分ながら彼らは頑張りすぎっていうくらい頑張っているでしょ。

大人は助けてくれなくたって、冷静に自制心を持ってここまでやって来た。
でも、彼らだって、これから先どうすればいいかなんて分からない。
分かっているのは撤収してしまえばそれは負けっていうこと。

学生
頑張れって言われれば言われるほど家に帰りにくくなっちゃうかもね。
そんな言葉より、何か具体的な提案や、進むべきを道を示して欲しい。

民主化
相手は「民主って何?それ美味しいの?」ってような連中かもしれない。

民主化
民主化
お嬢ちゃん、あなたの未来のためにおじさん、おばさんたちは
体を張って頑張っているんだよ。

香港市民
香港市民の願いを一心に受け。

バリケード

Police
警察までも敵に回しながら。

願い
僅かな希望に向かって。

未来
香港の未来、次の世代のために。

ということで、写真をずらっと並べて香港民主化デモの拠点を
紹介してみたが、思った以上に疲労困憊という印象で、
ある意味デモも限界を迎えつつあるんじゃないかとすら思ってしまった。

彼らも決定的なリーダーもいないまま、気持ちだけでここに
留まっているという、不安な生活を余儀なくされている。

個人的には彼らの気持ちも痛いくらい分かるから応援したいのは山々だけど、
頑張れって声かけるよりも、「もう十分すぎるくらいやったんだから
家帰ってちょっと休みな。」って言いたいのが本音のところ。

この先、どんな結末を迎えるのかはわからないけれど、
いずれの場合でも彼らには拍手を送ってあげたいし、香港のために
体を張って戦ったことについてはぜひとも誇りを持って欲しいと思う。

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