香港帰る前に鎌倉で紅葉撮ってきたよ – 瑞泉寺、獅子舞、円覚寺

本当なら水曜日には福岡から香港エクスプレスで香港へと飛んでいるはずだった。

が、予定外の出張が入ったために急遽東京滞在。
うちの会社ったら羽田初の飛行機をとり直してくれたのは良いけど、代替フライトも
同じ香港エクスプレスをとってくるとは。まさに青天の霹靂だった。

うちの会社、出張でLCCを使ったというのはあんまり聞いたことがないし、
それ以外にも私は今回の帰省という名目の奇怪な日本出張で社内的な出張史というか、
黒歴史を塗り替えたような気がしてならない。

ただ、フライト自体は至極安定で、(ちなみに春巻号だった)私の横に座った日本人女性旅行客の
二人組が香港在住の私よりも落ち着き払った態度で座っており、それはあたかも帰るべき場所に帰る
ともいわんばかりの貫禄を醸し出していたこと以外は特筆するようなこともなかった。

ああいう方たちが香港ライフファイルを読んでいるであろうと思うと、
大変に身が引き締まる思いだ。

 今回の鎌倉のテーマは紅葉!

何事にも良いことと悪いことがあるように、今回の香港エクスプレス便を
使用することでも「土曜日に丸一日時間ができる」というメリットが発生した。

どこへ行こうか?等と迷うこともなく、私が足を向けたのはまたもや歴史都市・鎌倉。
実はこの場所、私が関東に住んでいた頃はほとんど近寄らなかった場所なのだけど、
海外に出て日本古来の建築や美の素晴らしさに自然に惹きつけられるようになったこと、
それから歳をとったことによって、私の中で近年再評価されたという背景を持つ。

前回に続いて鎌倉散策を敢行することになったわけだが、市内に散在する寺院を
全部回り切るというのは体力的に無理がありそうだし、あまり現実的ではない。
よって、今回の散策は自分の中でテーマを決め、それを重点的に回ることにした。

この時期の鎌倉、きっと紅葉が美しいに違いないからテーマは「紅葉」。

事前にネットで情報を調べるというような周到な準備とは無縁の行き当たりばったりの
私だったが、現地で手にした地図をしばらく眺めつつ、まずは瑞泉寺という寺から
回ってみようか、ということをふらりと寄った蕎麦屋の中で決定してみた。

関東十刹・瑞泉寺の紅葉

瑞泉寺
何故私が瑞泉寺からスタートしようかと思ったかというと、たまたま手にとった地図に
「紅葉が他の場所より遅め」と書いてあったから。
私はもう今年の紅葉シーズンも終わりかと思っていたから、まだ紅葉が残っていそうな
この臨済宗は円覚寺の流れを組む由緒ある寺から歩みを進めたというわけだ。

瑞泉寺
日本でいっぱい食べたわりにまったく運動しなかった私にはなかなか辛かった階段。

瑞泉寺
結論から言うと、ここではそれほど綺麗な紅葉は見ることができなかった。
ここは黄梅の木が茂る寺でもあるから、花のシーズンの方がより美しいかもしれない。

瑞泉寺
紅葉はこんな感じだから、真っ赤なモミジを期待していくとガッカリ。

冬桜
でも、冬桜も少し咲いていて、それを見ることが出来たのは良かったかな。

瑞泉寺 黄梅
至る所に黄梅が植えられていて、季節が違えばまったく違う顔をみせてくれるはず。
春にまた来ることを心に誓って瑞泉寺をあとにする。

運命的に引き寄せられた場所

せっかく瑞泉寺まで来たのだから、付近の紅葉スポットも押さえておきたいところ。
だが、私は最初に瑞泉寺に向かうということは決めてはいたものの、
残念ながらその後のことは全く考えていなかった。

でも、私は極めて楽観的。
こういう時は往々にして、他の観光客のあとを追っていれば自然と素敵スポットに巡り会える
いつもの調子で同じく瑞泉寺を去っていく観光客のうしろにピッタリとつける。

幸か不幸か私にストーキングされる羽目になったカップル観光客。
方角的には「獅子舞」なる場所に向かっているようだ。
地図上では瑞泉寺からもそう離れていないし、獅子舞もどうやら知る人ぞ知る紅葉スポットだそうな。

獅子舞
が、どうもおかしい。
ついさっきまでアスファルトで舗装された道路を歩いていたというのに明らかにこれは山道。

獅子舞
森の匂いがどんどん濃くなる。鳥取の山と同じものだ。
カップルは歩みを緩めること無く、ズンズンと山道を上っていく。
地図上では結構近いように見えたのだけれど・・・。

獅子舞
足場はこんな感じで常にぬかるんでいて、滑る、滑る。
こんなに歩くと思っていなかったから、私は飲み物も持参していないし、徐々に不安が募って行く。

獅子舞
これってもうハイキングの域じゃない?私はそんな装備してきてないし・・・。
もう私の頭のなかは「引き返したほうがいいんじゃないの?」という囁きでいっぱいだ。

獅子舞
しかし、出会いは突然だった。
新緑の山道にそれは突如として現れて、私の視線はその今まで無かった鮮やかな色に釘付けになる。

獅子舞
上を向けば、感動の瞬間が訪れる。
ここまで登ってきて、本当に良かった。
自然の中のモミジ群。市内の寺院にきちんと管理されたものとはまったくの別物。豪快。

獅子舞
しばしその絶景に心を奪われる。やはり自然が作り出すものの美しさには勝てない。

獅子舞
見渡す限りがモミジで、それに囲まれる贅沢。

心に刻まれた紅葉の余韻を楽しみながら下りる山道はあっという間だった。
確かに登る時はキツイ部分も多少あるけれど、それでも見に行く価値は大いにあり。
ただし、汚れても良い運動靴。そして飲み物持参で。

 円覚寺もやっぱり外せない

と、ちょっと身体を使った?紅葉を紹介してみたけれど、北鎌倉は円覚寺という王道スポットも
もちろん良い。ここも紅葉がとっても綺麗だったし、何よりアクセス至便。

円覚寺
撮り方によっては、こんな感じにも。
獅子舞までは随分時間がかかったけれど、手軽さなら断然こちら。

円覚寺
ここの名物猫さんも前門まで皆さんをお出迎え。こちらは「しいちゃん」の方かな。

円覚寺
鎌倉の質実剛健な建築物と艶やかなモミジの対比が日本人の心をくすぐる。

円覚寺
お寺の境内で弓道に勤しむ方たちも。うーむ、贅沢。

円覚寺
モミジも終わりに近い様子だけれど、そんな散り際の侘び寂びがまた寺院には似合う。

円覚寺
四季それぞれの顔をきちんと持っていて、きちんとそれを活かした造りの日本建築。
国外に出てみて、はじめてその素晴らしさに気付くようになったのがちょっと皮肉だけど。
やはりいつも見てるとその幸せに鈍感になってしまうから、距離を置けたのが良かったのかもね。

香港に帰ってきた!

さぁさぁ。
必ずしもピークとは言えなかった紅葉かもしれないけれど、いかがだったでしょう。
特に香港朋友!私なんかが改めて言うことが無くてもみんな知ってると思うけど、
日本の秋、冬もとっても美しいんだよ!

ということで、今日から私はまた香港。
また今後は香港ネタで記事を書いていくつもり。新サイトもうまくいくといいけど!

facebook

Facebookでは、香港ライフファイルのこぼれ話も?

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へ 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

2018年6月
« 3月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

HKLF’s Twitter

PVアクセスランキング にほんブログ村
ページ上部へ戻る