大都会・香港の愛すべき隣人たち

何度も言うが、香港は狭い。

日本だったら、休日になればドライブ行ったり、温泉旅行に行ったり、
それなりに気分転換できることもあるだろうが、
本当にストレスに押しつぶされそうになるくらい狭いのだ、ここは。

映画、ショッピング、映画、ショッピング、映画・・・

これが典型的な香港のカップルのデートパターンと言うが、分かる気がする。
心やすらぐロマンチックな場所なんてなかなか見当たらない。

そりゃ、人にも酔うだろう

hongkong_earth
これ、香港なんだが、よく見るとほとんど山である。
こんな狭いのに、山地(山というより大きな丘?)が多くを占める。

全部合わせたって東京の1/3の面積なのに、東京と同じくらい人口がいて、
しかもそのうちほとんどは山。異常事態である。

旺角や銅鑼湾行くと酸欠しそうになるのも説明がつく。

山では何が起こっているのか

ところで、ここでスポットを当てたいのは、そんな私達の生活でなく、
この香港のほとんどを占める山では何が起こっているかである。

ひとくちに山と言ったって、ヴィクトリア・ピークだって山だし、
カオルーンだって、ちょっと坂を上れば獅子山だ。
新界なんてほとんどが山の麓だろう。

今日は、大都会・香港のそんな人々に密接した地域に住む、
意外な住人たちについて、書いていきたいと思う。

九龍でも多数見かけるやりたい放題の暴れん坊

monkey
こいつらは本当にちょっと山に入るとどこにでもいる。

例えば、深水埗からちょっと坂を上がった、獅子山の裾。
それから、中文大学にだって、顔を見せたりもする。
私達の生活圏から完全に徒歩で行ける範囲だ。

法律で処分することはできない、餌もやっちゃいけないことになっているが、
物珍しさに奴らの住処を訪れて、餌付けする人は後を絶たない。
おかげで奴らもやりたい放題。私も以前コーラZeroを強奪された

おまけにちょっと頭がおかしいのではないかと思うが、
香港人ったら、そんな餌をやっちゃいけない奴らの住処に
「BBQ場」まで設置するから、食べ物には困ることが全くない。

おかげで、毎年えらいスピードで繁殖を繰り返している。
まさにやりたい放題
本当に香港人ってのは世話ないな、と思う。

美味いのか?美味くないのか?

cow
この方たちもいっぱいいらっしゃる。

西貢とか大仏のある大嶼島にいくと、わんさかいる。
古くは家畜として飼われていたそうだが、香港が都会化するに連れ、
飼い主たちが放棄。それが野生化したと言われている。

このくそ忙しい都市生活の中で悠々自適な毎日を送っていらっしゃるわけだが、
かつて「こいつら、食べたら美味いのではないか」と真面目に考えた時に、
周りにいた香港人に本気で止められた思い出がある。

ここは中国。机以外の四本足の物体は何でも食べてしまう。
その中で、これだけ生き残っているくらいだから、よっぽどマズイんだろう。
香港で何かハプニングが起こった際の非常食候補

マジでいるから怖い

snake
嘘のような話だが、こんなのが毎年出てくる。

考えてみれば、ここは亜熱帯の都市である。
いても当然なのだが、この大都会の市街地に出てくるんだから、恐ろしい。
あの九龍公園にだって、出たことがある

更にはこんな発見のされ方もするから、たまったものではないし、
年に一回はこんなショッキングニュースが流れるから、香港も侮れない。

しかし、香港のもっとカオスなところは、
そんなヘビたちを商売のネタにする人だっていることである。
上記の写真だって、胸には「蛇王」とか書かれてるし。

蛇王
やつらの行き先はきっとここである。

本当に恐ろしいと感じているのは彼らの方であって、香港人ではない

愛すべき恥じらいの天使

deer2deer
なんと可愛らしい鹿さんであろうか。日本のものよりよっぽど小さい。

ハイキングしててもなかなか見かけることはないのだが、
ニュースではたまにお目にかかるアイドル的存在だ。

悲しいことに、ニュースで見つかる時は揃いも揃って、
どっかに引っかかってるというおまけ付きである。(右図参照)
可愛すぎるだろう、このいたたまれない姿。

しかも、この子のもっと可愛らしいところは、
極度に怖がりらしく、警察や消防が助けに行っても、
急に近づいたり、声をかけたりすると、ショック死するところ。
だから、みんなそーーーっと助けに行くのだ。

感動モノのビューティフルストーリーである。
そして、この香港にあって、なんとナイーブな生命体であろうか。

いっそのこと天然記念物にでもしたいくらいの愛すべきアイドル。

大都会で逞しく暮らす隣人たち

他にもしょっちゅう出てきては車に向かって激突したり、
やはりどこかに挟まったりするイノシシさんや、
日本では見かけない美しい野鳥さん達もいっぱいいる。

この大都会にこれだけの野生動物が住んでるってのは、
本当に驚くべきことだし、そこで日々の生活を送る動物さん達は、
非常にタフな生活を送っていることだろう。

でも、救いなのは、この香港という都市が、
ある程度彼らに対して寛容であるし、彼らの最低限のなわばりを
尊重して、共存しようとしてることである。

これはとっても大事なことだし、ぜひ今後もこの愛すべき隣人たちと
同じ空間で暮らしていければと切に願う。

遠出もなかなか出来ない香港だが、ちょっと郊外に出た時に
彼らと出会うだけでも、随分心が休まるものだし、
私にとって数少ない都会のオアシス的存在なのである。

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コメント

  1. 以前、大澳にバスで山越えした時に「野良牛注意」の看板を見かけた!・・・と思ったら、現に出会ってしまったことがありました。でも蛇や猪や鹿もなのですか~。愛すべき隣人たちと同じ空間で・・・山に住む「動物」たちとの間で感じられても、皮肉なことに、ひょっとすると街に住む「人」同士はそう感じる事が難しいことがあったりするのかもしれませんよね。それは特有の面積の狭さや住居事情から来るものなのでしょうか?・・・ウチも銅鑼灣と旺角に居ると「人アタリ」してしまい、苦手です。中環・上環まで帰ってくると十分街なのにホッとしたりして。(笑)

  2. HKLF

    大澳なんか行ったら、いっぱい牛さんたちいそうですよね。
    ちなみに、大澳からはピンクイルカを見るツアーなんかも出てるので、
    海の隣人たちにも会いにいくことができますよー。
    本当にいろんな動物がいるものです、香港。

    仰るとおり、香港での私達の生活はストレスばかりの毎日なので、
    実は動物たちの生活の方がよっぽどラグジュアリーで、
    彼らからみると「毎度お疲れさんやな」って感じなのかも、笑

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